東京ゲームショウ2025 機材協力レポート|ZOTAC公式スポンサーとして過去最大規模で協賛

東京ゲームショウ2025 公式機材スポンサーレポート

イベント名: 東京ゲームショウ2025

開催日時: 2025年9月25日(木)~28日(日)

会場: 幕張メッセ

総来場者数: 263,101人

ZOTAC協力内容: 公式機材スポンサー、企業・教育機関・インディーゲームエリアへの機材提供

2025年9月25日から28日まで幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ2025」(以下TGS2025)において、PCパーツ・ミニPCブランドのZOTACは、公式機材スポンサーとして協賛いたしました。昨年のインフルエンサーエリア協力に続き、今回はSELECTED INDIE 80をはじめとする各展示エリアに、用途に応じて最新ゲーミングミニPC「ZBOX」シリーズとGeForce RTX 5090搭載タワーPCを使い分けて提供。それぞれの展示目的に最適な環境を実現しました。

過去最大規模の来場者を記録したTGS2025

東京ゲームショウ2025 イメージ「遊びきれない、無限の遊び場」をテーマに開催されたTGS2025には、過去最多となる47の国・地域から1,136の企業・団体が出展。4日間の総来場者数は263,101人を記録し、幕張メッセ全館を使った大規模イベントとなりました。

会場では家庭用ゲーム機からスマートデバイス、PC、VRまでさまざまなプラットフォーム向けの新作タイトルが披露され、ゲーム産業の多様性を示す展示が繰り広げられました。ビジネス商談も活発に行われ、「TGSビジネスマッチングシステム」を活用した商談件数は3,591件に達しています。

東京ゲームショウ2025 SELECTED INDIE 80エリア入口

特に注目を集めたのが、世界中のインディーゲーム開発者が集結したSELECTED INDIE 80エリア。アイディアに満ちた革新的な作品が数多く展示され、来場者の関心を集めていました。

公式スポンサーとしての機材協力内容

ZOTACは今回、公式機材スポンサーとして、以下の企業・団体に最新ゲーミング機材を提供しました。

提供機材ラインナップ

今回のTGS2025で提供した主な機材は以下の通りです。

製品名 搭載GPU 特徴 製品情報
ZBOX MAGNUS ONE EU275070C GeForce RTX 5070 2025年9月発売、世界最小クラス 詳細ページ
ZBOX MAGNUS EN275060TC GeForce RTX 5060 Ti(デスクトップ版) 世界初展示の正式量産モデル 詳細ページ
ZBOX M Edge MI672/MI652 Intel Arc/Iris Xe 極薄サイズ設計 詳細ページ
ZBOX M Edge MA762 AMD Radeon 極薄サイズ設計 詳細ページ
GeForce RTX 5090搭載タワーPC GeForce RTX 5090 最高性能+視覚的インパクト

特に注目を集めたのがZBOX MAGNUS EN275060TCです。COMPUTEXで話題を集めた試作機をベースとした正式量産モデルとして、TGS2025で世界初展示となりました。デスクトップ版GeForce RTX 5060 Tiを搭載しながら世界最小クラスを実現した本製品は、展示会での省スペース性と高性能を両立する理想的なソリューションとして高い評価を受けています。

展示内容に応じた機材の使い分け

今回の機材提供では、展示の目的と要求スペックに応じて最適な機材を選定しました。

株式会社Phoenixx – インディーゲーム展示の理想的な環境構築

株式会社Phoenixxブース インディーゲーム展示

株式会社Phoenixxのインディーゲームエリア展示では、展示PC一式をZOTACミニPCで統一しました。ここで重要な役割を果たしたのが、ミニPC特有の「目立たない」という特性です。

展示会では通常、大型のゲーミングPCが視界に入ることで、来場者の意識がハードウェアに向いてしまう場合があります。しかしZBOXミニPCはコンパクトで展示台の下や背後に設置できるため、来場者の視線がゲーム画面とコンテンツそのものに集中します。さらに、コンパクトで扱いやすいことから設営スタッフの作業効率も向上し、展示運営全体の円滑化に貢献しました。

Phoenixxブース ゲーム体験の様子

「ゲームに集中できる環境」を提供することで、インディーゲーム開発者の作品が持つ本来の魅力を最大限に引き出す展示を実現しています。

株式会社アイ・オー・データ機器 – ディスプレイ性能を最大限に引き出す

アイ・オー・データ機器 GigaCrysta ブース 東京ゲームショウ2025

国内でPC用液晶ディスプレイ販売台数シェアNo.1を記録している株式会社アイ・オー・データ機器のブースでは、人気製品から発売前の製品まで幅広いラインナップを展示。ZBOX MAGNUS ONE EU275070CとZBOX MAGNUS EN275060TCをお貸出ししました。

アイ・オー・データ機器ブース ZBOX MAGNUS ONE 展示状況

展示されたディスプレイには、フルHD/320Hzと4K/160Hzを切り替えられるLCD-GDU271JADWQHD(2560×1440)/280Hz/応答速度0.03ms(GTG)の有機EL(OLED)を採用したLCD-GDQ271UELなどがありました。アイ・オー・データ機器ならではのリモコン操作により、フルHDでFPSゲームをプレイした後、4KでMMOやRPGを体験するといった切替がスムーズに行えることを実演。

GigaCrysta ディスプレイ展示 - LCD-GDU271JAD

GigaCrysta ディスプレイ展示 - 有機EL OLED

GigaCrysta ディスプレイ体験の様子

ZBOXミニPCは、ディスプレイの性能をフルに発揮できる高性能を持ちながら、コンパクトであるためスペースを幅広く使えること、そして何より軽量でもあるので設置しやすい点が高く評価されています。

GigaCrysta デスク上を広々と使える

株式会社IntoFree – 重負荷VRコンテンツに応える最高峰の性能

IntoFree株式会社ブース 東京ゲームショウ2025 VR体験エリア

VR/ARデバイスを取り扱う株式会社IntoFreeのブースでは、小型軽量高品質が強化されたヘッドマウントディスプレイ「Bigscreen Beyond 2」や優れたボディトラッキング「EOZ」を装着したVRChatフルトラッキング体験を提供。GeForce RTX 5090搭載タワーPCを採用しました。

Bigscreen Beyond 2 VRヘッドセット EOZ ボディトラッキング 展示

IntoFree VR体験の様子

VRChatは最適化が進むも非常に負荷の高いコンテンツであり、ユーザーが自作したアバターデータをアップロードできるという性質上、予測不可能な高負荷に対応する必要があります。そのため、ミニPCではなくRTX 5090搭載のタワーPCを選定。LEDライティングによる視覚的なインパクトで来場者の関心を集めつつ、会期4日間で200人以上がフルトラッキング体験を実施し、その間フレームレートが落ちることなく安定稼働を実現しました。

デジタルハリウッド大学 – 学生に最高峰のGPU体験機会を提供

デジタルハリウッド大学ブース 東京ゲームショウ2025 学生作品展示

デジタルハリウッド大学のブースでは、学生チームが時間帯ごとに入れ替わりながら制作したゲーム作品を展示。3DCG、ゲーム、アニメ、映像などデジタルコンテンツ制作を学ぶ学生たちの作品発表の場として、GeForce RTX 5090搭載タワーPCを2台提供しました。

デジタルハリウッド大学ブース 東京ゲームショウ2025 学生作品展示

教育機関において、学生が最高性能のGPUに触れる機会は限られています。高額なフラグシップモデルを個人で購入することは難しく、学校設備でも台数が限られるのが現状です。今回の機材提供により、学生たちが自身の作品をRTX 5090で動かし、その性能を体感する貴重な機会を創出。将来のゲーム開発やコンテンツ制作の現場で必要となる、ハイエンド環境への理解を深める一助となりました。

展示目的に応じた最適な機材選定

インディースタジオの展示は基本的に1~2テーブルという限られたスペースとなりますが、現代のインディーゲーム開発ではリッチな制作ツールが使えるようになり、3Dでごりごりに作り込まれたコンテンツも少なくありません。これらを快適に動かすにはゲーミングPCが欠かせませんが、タワー型PCは大きく、足元に置くにも邪魔になる場合が多いのが実情です。

インディーゲーム展示ブース ZBOX設置状況 省スペース活用例

ZBOXミニPCが最適な展示シーン

ZOTAC ZBOXのゲーミングミニPCは、展示会特有の課題を解決します。

展示会運営における3つのメリット

1. 運営工数削減

コンパクト設計により設営・撤去作業を効率化。軽量で持ち運びやすく、スタッフの負担を軽減します。

2. 電力管理の簡素化

明確な消費電力仕様でブース電力計画を支援。展示会特有の電力制限にも対応しやすい設計です。

3. コスト最適化

小型軽量による輸送・設置コストの削減を実現。複数台の機材搬入時も効率的です。

タワー型ゲーミングPCが最適な展示シーン

タワー型ゲーミングPC LEDライティング 展示会集客効果

一方で、タワー型ゲーミングPCにも展示会ならではの重要な役割があります。

タワー型PCの2つの強み

1. フラグシップGPUによる圧倒的な性能

VRChatのような予測不可能な高負荷コンテンツをはじめとした、最高性能のGPUを必要とする用途に最適です。RTX 5090のようなフラグシップモデルを搭載することで、あらゆる高負荷環境に対応できます。

2. 視覚的インパクトによる集客効果

LEDをレインボーカラーに設定することで、来場者に「なんだこれ?」と足を止めるきっかけを提供。PC自体が集客ツールとして機能します。

グラフィックスカードベンダーとしての総合提案

ZOTACはミニPCメーカーとしてだけでなく、グラフィックスカードベンダーとしても長年の実績を持ちます。今回のTGS2025では、この両方の強みを活かし、展示内容に応じた最適な機材を提案しました。

VRChatのような予測不可能な高負荷コンテンツにはRTX 5090搭載タワーPC、限られたスペースでゲームコンテンツに集中させる展示にはZBOXミニPC。ミニPCがすべての解ではなく、用途に応じた使い分けこそが重要という考えのもと、展示会運営者の皆様に最適なソリューションを提供してまいります。

協賛企業からの評価

今回機材を提供した協賛企業からは、用途に応じた機材選定が功を奏したとの評価をいただいています。

ZBOXミニPCを活用した展示では、「サイズ感が非常によく、持ち運びが楽だった」「それでいて十分な性能を発揮できた」といった声をいただきました。限られた展示スペースでも、コンパクトさと高性能を両立できたことが評価されています。

RTX 5090搭載タワーPCを活用した展示では、会期4日間で200人以上がVRChatフルトラッキング体験を実施。「高性能なモデルだが安定して動作した」との評価をいただき、予測不可能な高負荷環境下でも信頼性を実証できました。

こうした展示会での実績が、企業・教育機関との継続的な協力関係につながっています。

次回イベント情報と機材協力のご案内

OSAKA INDIE GAMES SUMMIT 2025への協賛決定

ZOTACは次回、2025年10月4日・5日に開催される「OSAKA INDIE GAMES SUMMIT 2025」への機材協力も決定しています。引き続き、日本国内のインディーゲームシーンを技術面からサポートしてまいります。

展示会向け機材協賛プログラムのご案内

ZOTACでは、企業・教育機関・団体向けに展示会・イベント機材協賛プログラムを提供しています。ゲーム関連展示に限らず、様々な業種のイベントや展示会での機材活用をサポートいたします。

展示会・イベント機材協力のご相談はこちら

高性能ミニPCとタワー型PCを組み合わせた展示環境で、運営効率化とコスト削減を実現します。

  • 無償レンタルプログラム: 条件に応じて機材を無償でご提供
  • 事前検証サービス: 導入前に実機での動作確認が可能
  • 用途別機材提案: 展示内容に応じて最適な機材を選定

ゲーム開発、VR/AR体験、デジタルコンテンツ制作、ディスプレイデモなど、高性能PCが必要な展示をご検討中の企業・教育機関の皆様は、ぜひZOTAC公式Webサイトよりご相談ください。展示会運営の効率化とコスト最適化を、実績あるZBOX ZBOX ミニPCとGeForce RTX搭載グラフィックスカードがサポートいたします。

おすすめの記事

最近の投稿

人気記事

カテゴリー

関連記事